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バトシーラー日記

あまり知られていない様々な真実の知識をお届けします


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家庭農園による自給自足と収益化をサポートする


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収益を目的としているところもありますが、家庭農園で自給自足を目指すという点では、今後、日本農業のあり方の事例としても可能性があるのではないでしょうか。アメリカの事例より、「家庭農園による自給自足と収益化をサポートする農業ビジネス」を紹介します。

スモールビジネスとして経営されるアーバンファームは、裏庭や空地など都市内の遊休スペースが活用されているため、多額の設備投資をせずに、大型機械を必要としない範囲で農業を営んでいるのが特徴。

その一方で、収穫した物をすぐに顧客に届けられるため、売り先を見つけるのは比較的容易で、街中のレストランと契約して一括納入しているケースも多い。その場合には、レストランが希望する野菜を栽培したり、収穫の時期をレストランの都合に合わせるなど、クライアント毎にカスタマイズした農業ができるのも、生産地と消費地が直結したアーバンファームの長所といえる。

ワシントン州シアトルにある「Amaranth Urban Farm(アラバンス・アーバンファーム)」という農園は、商業ベースでの都市農業を実践しており、同市内の消費者を会員としたCSA方式で有機栽培を行っている。年間 784ドルの会費を払うと、収穫期のシーズンに、野菜、果物、ハーブ、蜂蜜などが優先的に配布される。都市農業のため、農場から10マイル(約12km)以内で顧客が組織化されており、会員はいつでも農場を訪問できる他、収穫期には会員間の親睦を深めるパーティも開催されている。

この農園を経営するのは、カリフォルニア大学サンタルーズ校で、持続可能な有機農業を科学的に学んだ卒業生である。彼らの起業スタイルとして、都市の遊休地を、地主から借り受けて農場に再生し、同じ地域の消費者や飲食業者と直接取引をするアーバンファームの形態は、小資本で開業でき、都市の食料不足を解決できることから、理想的なものになっている。

また、米国では、一般の家庭ができる野菜作りとして、「スクエア・フット・ガーデニング」という家庭菜園の手法が流行っている。これは、4×4フィート(約1.5平米)を1区画とした箱庭を作り、その中で多種類の野菜を栽培するもので、従来の農作業よりも手軽にできるのが特徴。自宅の庭のサイズに応じて区画を増やしていけば、家族で食べる分量の野菜を自給自足できるというものだ。