バトシーラー日記

あまり知られていない様々な真実の知識をお届けします


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ゲッペルスの名言は嘘Part2


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当時勃興し始めたばかりのメディアの威力に幻惑されたのは実はナチスではなく、アメリカやイギリス(後にソ連、中国も)のほうだったのです。
特にアメリカでは1930年にしきりに、メディアの強力なメッセージ伝達能力によって人を思うがままに操ることができる、という皮下注射モデル(魔法の弾丸理論)がもてはやされ、有名なサブミナル効果をはじめ、メディアによるマインドコントロールに関する様々な実験がなされていたのです。

反ユダヤ主義者だったゲッベルスは、こうした動きをユダヤ人による国家転覆のはかりごとの一環と考え1934年に「わが国として気をつけねばならないことはわが国に向けられている数々の企てである。』として以下のようなプロパガンダには耳を貸さないよう警告を発します。

1)愛国心の消滅 2)悪平等主義 3)拝金主義 4)過度の自由要求
5)道徳軽視   6)3S(スポーツ・セックス・スクリーン)の奨励、
7)ことなかれ主義の政策 8)無気力・無信念 9)義理人情の抹殺、
10)下級官僚の横行、
11)否定・消極主義 12)自然主義  13)刹那主義
14)尖端主義、15)国粋主義の否定 16)享楽主義 17)恋愛至上主義
18)家族制度の破壊、19)民族的歴史観の否定。

しかし戦後これらの警告は、逆にゲッベルスの大衆愚民化プロパガンダの証拠として、彼の悪名を上乗せする結果になったのでした。

彼の思想がどうであれ、稀代のプロパガンダの天才が残した手法の多くは、戦後マスメディアの広告宣伝手法の主流となりました。しかし彼はナチス勃興の立役者として、メディアの悪の部分はすべて彼の責任となり、メディア自身は今に至るまで免罪されたままです。

そしてゲッベルスがもっとも重視した手法である、嘘をつかないということは、なぜかメディアからも政治家のプロパガンダからも忘れ去られてしまいました。

『嘘で塗り固められたプロパガンダというのは、それがニセの大義であることの証である。長期的には必ず失敗するものなのだ』
                             パウル=ヨーゼフ=ゲッベルス